商品名 ホーマイ水和剤(100g) 有効成分 チウラム、チオファネートメチル 剤 型 類白色水和性粉末 適 用 農林水産省登録・第13682号 販売元 日本曹達株式会社 ●商品特長 ◆広範囲の種子伝染性病害の防除に有効です. ◆種子の浸漬・粉衣など、いろいろな消毒方法ができます。 ◆薬液の温度が10〜30℃内であれば効果にふれがありません。 ◆調製液は比較的安定なので、同一薬剤を繰り返し使用することができます。 ◆大型の網袋に入れて消毒しても、効果にむらがありません。 ●使用方法 適用病害と使用方法 ●使用上の注意 【効果・薬害等の注意】 ◆薬液の調製はまず少量の水に溶かし、次に所定量の水を加えよく撹拌してください。 ◆薬液の温度はなるべく10℃以下をさけてください。 ◆種子粉衣(球根粉衣)の場合は適当な容器の中で、均一に種子(球根)に粉衣するように少量ずつ丁寧にまぶしてください。水稲、はとむぎの場合を除き、湿粉衣はさけてください。 ◆低濃度(200 〜 400倍)長時間浸漬の場合は、薬液浸漬処理中1〜2回撹拌してください。 ◆本剤はフザリウム菌、リゾクトニア菌およびペニシリウム菌による苗立枯病と球根腐敗病に対しては有効ですが、他の病原菌による発病地帯での使用はさけてください。 ◆本剤を水稲の種子消毒に使用する場合には次の注意事項を守ってください。 ・種子消毒は浸種前に行ってください。 ・種もみと浸漬処理薬液との容量比は1:1(例えば種もみ10Lに対し薬液は10L)とし、種もみはサラン網など、あらめの袋を用い薬液処理 時によくゆすってください。 ・粉衣処理は付着をよくするため、あらかじめ種子を湿らせ(塩水選、水切り後などが適当)、湿粉衣としてください。 ・薬剤処理した種もみは少なくとも数時間は放置して風乾後、水洗せずに浸種してください。 ・浸種は停滞水中で行なってください。 ・浸種の浴比は1:2(例えば種籾10Lに対し水20L)とし、水の交換は原則として行わないでください。ただし、液温が高い場合など酸素不 足になるおそれがあるときには静かに換水してください。 ・粉衣処理および高濃度浸漬処理(20 〜 30倍)をした種子を育苗箱には種する場合は浸種終了後、浸種液中で過度の付着薬剤をゆすぎ 落としてからは種してください。 ◆消毒後の球根は水洗せずに植付けるか、風乾して貯蔵してください。 ◆種子浸漬処理の場合(水稲の場合を除く)は浸漬後、水洗せずに風乾してからは種してください。 ◆はとむぎの種子浸漬処理の場合は乾燥種子を所定時間浸漬したのちに水洗せずに風乾してからは種してください。 ◆本剤で処理した種子等は食料や動物飼料として用いないでください。 ◆芝類への散布は発病初期より7 〜 10日間隔で1m2当り2Lの薬液をジョロ等で行ってください。 ◆イネシンガレセンチュウに対しては効果が不十分な場合があるので、イネシンガレセンチュウだけを対象としての使用はさけ、ばか苗病などとの同時防除剤として湿粉衣してください。(使用量は乾燥もみ重量の1%)。 ◆蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にかからないようにしてください。 ◆適用作物群に属する作物またはその新品種にはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。 【安全使用上の注意】 ◆薬液調製時及び使用の際は保護メガネ、防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用してください。作業後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。 ◆夏期高温時の使用はさけてください。 ◆公園等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない人が使用区域に立ち入らないよう、縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意してください。 ◆飲食物・食器類やペットの餌と区別し、直射日光をさけ、密封して小児の手の届かないなるべく低温で乾燥した場所に保管してください。 魚毒性:水産動植物(魚類、甲殻類、藻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。使用残粉、散布器具、容器の洗浄水等は河川等に流さず適切に処理してください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。 ※必ず、商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。