ソルトオフ（塩分除去腐食防止剤） このソルトオフと呼ばれる塩分除去腐食防止剤は、米国スターブライト社によって開発され、マリンエンジン冷却水路の保護、付着した塩の固まりを分解除去する塩分除去剤です。艇体に付着した塩分を除去し、付着しにくくします。 この他にも凍結防止剤を撒いた道路を走行した後の車の洗浄や海岸線近くの建物のサッシ、金具の洗浄、保護などにもお使えいただけ、環境にやさしく、金属に一切影響を与えません。以前より多くの店舗でエンジンのフラッシングのとして販売され使われていましたが、フィッシングリールやロッド用、凍結防止剤による車の塩害、ボートの金属製品などにもご利用いただけます。 塩分の除去の希釈スプレータイプとエンジンのフラッシングもできる原液タイプがございます。 ご使用方法により選びやすいバリエーションがございます ■希釈調整済スプレー 650ml タックルの塩分を落とす際にスプレーし、少しおいた後に水で洗い流すだけのひと手間で塩害による固着などを防ぐことができます。 ダイビング用品なども含め多岐に渡って使うことができます。そのまま使用できるので簡単! ■原液 1ガロン ■原液 32oz(946ml) 希釈調整済スプレーが空になった場合、スプレーボトルに詰め替えてご利用頂けます。 使い方：原液タイプ30mlを空のスプレーボトルに入れ、ボトルが満杯になるまで水を足して薄めてください。（20倍に薄めてご使用ください） 塩の塊などの固着物がひどい場合は原液の漬け置きがおすすめです。 ■原液ミキサー付 32oz(946ml) ミキサー(アプリケーター)があるとホースにつないで広範囲に吹き掛けたり、エンジンのフラッシングに使用できます。 ※ミキサー単品の販売はございませんので、原液でお買い求めの場合はミキサー付からご利用ください。 ※空になった場合は、原液タイプを別途ご購入し、希釈して再使用できます。 優れた効果 海岸近くで使用されているほとんどすべての金属が塩害により腐食され、破壊されていますが、このソルトオフはボートエンジンの冷却装置、釣り道具、パーソナルウォータークラフト、ダイビングギア、などを塩の結晶に直接作用して、塩の堆積、腐食、汚れを防止します。 このようなときに ■ウォーターポンプのインペラーはチェックしても問題無いが、どうも冷却水の出方が悪い、他の同型エンジンと比較して冷却水の出方が少ない分解修理を検討している。 ■ディーゼルエンジンがオーバーヒート気味で調子が悪いエンジンの交換を考えている。 このような状態であったならば”冷却水系統の詰まりを疑ってみるのが一番”なので、一度このソルトオフを使いエンジン冷却経路のフラッシング（洗浄）をしてみてください。ソルトオフで解決できれば簡単にそして安くつきますので試す価値ありです。 【使用方法】 米国仕様の為、日本製の散水ホースのジョイントに適合しない場合があります。ミキサーネジの規格は3/4インチとなっています。 その場合は、ホース変換アダプター (3/4インチのノズル変換アダプター)をこちらからお買い求めください。 3/4"(19mm) ⇔1/2"(13mm)の変換コネクターです。 【ミキサーのホース変換アダプター使用例】 ホース変換アダプターをミキサーに取り付け、取り付けた側にお持ちの散水ホースジョイントを取り付けます。 他端をエンジン(船外機)指定のフラッシングユニットやモーターフラッシャー等に取り付けます。 ●噴射して使用する場合: 原液ミキサーボトルを使います。 1、ミキサーアプリケーターの一端をガーデンホースに、他端をトリガータイプの散水ノズルに取り付けます。 2、アプリケーターの黒いノブが「On」の位置にあり、青いノブが「Mixture」の位置にあることを確認してください。蛇口をひねり散水と同じ様に混合剤を散布します。 3、本剤を5〜10分間染み込ませた後、真水で洗い流して自然乾燥させてください。しつこい塩汚れの場合はブラシで軽く擦ってください。 ●漬け置き洗い： 3.7lの水に対して本剤60〜120mlを混ぜます。数分漬け置きした後、水で洗い流し自然乾燥させてください。塩の塊などの固着物がひどい場合は濃い目の配合での漬け置きがおすすめです。 ●エンジンのフラッシングの場合: 原液ミキサーボトルを使います。 1、船外機、インボードエンジン、パーソナルウォータークラフトなどのフラッシング時にソルトオフ原液を15CCミキサーに入れ給水側に接続。 2、フラッシングミキサーのバルブを開き、エンジンを始動すると、水道水により、適度に薄められたソルトオフ液が冷却系統へ流れます。 3、アイドリングで2〜3分または排水口から泡が出てきたら洗浄はOK。 4、バルブレバーをリンス側に振り、水道水のみを流しリンスします。 5、もう一度フラッシュ側にバルブレバーを振りソルトオフを流します。 ボートの艇体や雪道を走行した後の車（雪道は凍結防止の為塩を散布している）のボディー、シャーシ、トレーラー本体及びベアリング部の洗浄に1年に2度、シーズン前とシーズン終了後に洗浄するだけでその効果を持続できます。
