船外機の保管は、横倒しでも可能です。 しかし、横倒しにすると置くスペースが多くとられるのと、船外機の倒す向きにも注意しなければなりません。 横倒しの向きを間違えてしまうと、キャブレターに燃料やオイルが回り込んでしまい、エンジントラブルとなることもあります。 しかし、船外機スタンドを使えば横倒しの半分ほどのスペースで保管ができ、また船外機が垂直になので向きを気にせず保管することができます。 また、船外機スタンドの仕様がタイヤ付きであれば、スタンドに乗せたまま簡単に移動もできます。 スタンドなしで船外機を運ぶとなると、5馬力くらいだと30kg近い重量になるので、運搬するにはかなり大変な作業となります。 船外機のよくあることの1つとして、エンジンオイルの入れ過ぎがあります。 オイルが入れ過ぎると、アイドリングが不安定になったりエンジンが停止してしまうことがあります。 オイルの入れ過ぎの原因として、船外機が傾いた状態でオイルを入れてしまっていることがほとんどです。 しかし、船外機スタンドに取付けていれば、船外機は垂直に保たれるので、オイルを入れ過ぎることはなくなります。 また、オイルの他にガソリンを入れたり、船外機のメンテナンスするには、作業が非常やりやすくなります。
